
2026年8月19日より、アサヒ・ドリーム・クリエイト株式会社では、京都精華大学の学生さん2名を迎え、3日間のエクスターンシップを実施しました。
エクスターンシップとは?
エクスターンシップ(Externship)とは、学生が企業や職場に入り、実際の仕事を短期間体験する職業体験プログラムです。
今回参加していただいたのは、京都精華大学でメディアについて学ぶお二人。
研修前には、
「商品や作品の魅力を、どうすれば効果的に伝えられるのかを学びたい」
「人に喜んでもらえる企画を生み出すための、実践的な企画力を身につけたい」
という目標を聞かせていただきました。
そこでアサヒ・ドリーム・クリエイトが用意した今回のプログラムは……
名付けて「ディレクション体験」
そのままの名前ですが(笑)、今回お二人に挑戦していただいたのは、企画・デザイン・製造まで、商品づくり全体を動かす**「ディレクション」**です。
商品開発において、ディレクターはいわば「司令塔」。
何を作るのかを考えるだけではなく、
・市場を見る。
・お客様の気持ちを考える。
・アイデアをまとめる。
・デザイナーへ伝える。
・製造できるか確認する。
・そして完成まで進行する。
さまざまな立場の人と関わりながら、商品を形にしていきます。
あえて一番大変なこの役割を担当してもらうことで、商品開発の仕事を広く体験してもらおうというのが今回の目的です。もちろん、アサヒの社員全員でサポートします!
今回のお題
「映画のPOPUPショップに、お客様がもっと楽しめる新しい仕掛けを作ってください!」
実在する映画や作品の世界観をイメージしながら、
「お客様の目を引くには?」
「思わず触ってみたくなるものは?」
「作品をもっと知りたくなる仕掛けとは?」
という視点で、新しい販促アイテムを考えていただきました。
さて、お二人は一体どんなアイテムを生み出すのでしょうか?
DAY 1 まずは「プロモーション」を知る
1日目の午前中は、
- プロモーションとは何か
- アサヒ・ドリーム・クリエイトがどのような仕事をしている会社なのか
- 今回取り組む課題について
などを社員から説明しました。そして午後はいよいよ市場リサーチへ!
実際の店舗へ足を運び、どんなPOPや什器、仕掛けが使われているのかを自分たちの目で見てもらいます。
初日はまだ少し緊張した様子のお二人。
最初の1時間ほどは営業スタッフが同行し、「商品の見せ方だけではなく、お客様がどう歩くのか、どこで立ち止まるのかも見てみよう」など、店舗を見るポイントをアドバイスしました。
そして途中からは、
「あとはよろしく!」
と、お二人だけでリサーチを続けてもらいました。
果たして、どんな気づきを持ち帰ってくるのでしょうか?
DAY 2 リサーチから企画へ
2日目の午前中は、前日に撮影した写真や気づきを整理。
ここで私たち社員が驚かされました。店内の導線や、お客様が思わず触りたくなるギミックなど、さまざまなポイントをしっかりと観察していたのです。
短い時間の中でも、**「販促物を見る目」**がしっかり養われていました。
エスカレータの下に置かれた広告、モニターを覆うPOPなど非常に導線をよくみてました!
そこからホワイトボードを使いながら社員とディスカッション。
あくまで中心になるのは、お二人のアイデアです。
午後からは、さらに実際の商品開発に近い形で進めていきます。
営業スタッフと相談
「実際に作れるのか?」
「費用はどのくらい?」
「店舗で使用することはできる?」
といった現実的な部分を確認。
企画スタッフと相談
「もっと触りたくなる仕組みにできないか?」
「お客様が作品を知るきっかけを作れないか?」
と、企画をさらに深掘りします。
デザイナーと相談
そして、決まったアイデアを実際のデザインへ落とし込んでいきます。
リサーチからスタートした企画が、どんどん目に見える形になってきました。
DAY 3 いよいよ製作!
3日目は、完成したデザインを実際に製造現場へ渡すための**「指示書」**について学びます。
実はアサヒ・ドリーム・クリエイトでは、ここがとても重要。
どんなに素晴らしい企画やデザインでも、現場へ正しく伝わらなければ、思い描いた商品にはなりません。
営業スタッフのサポートのもと、
「どのサイズで作るのか」
「どこをカットするのか」
「どのように組み立てるのか」
など、製造に必要な指示の出し方を確認しました。
その後は、自社工場で実際に商品が作られていく工程を見学。
最後にはセット作業や両面テープ貼りにも挑戦し……
ついに完成です!
完成したのは「キャラクターをめくって楽しむPOP」!

完成したのは、トップボードの中央を大きくくり抜き、その中に4体のキャラクターパネルが吊り下げられたPOP。
ポイントは、ただキャラクターを見せるだけではありません。
空調などのわずかな風でもキャラクターがゆらゆらと動き、まずはお客様の目を引きます。
さらにキャラクターを**「めくる」**と……

裏側には、
- キャラクターの名前
- 性格や設定
- 好きな食べ物
- 声優さんの情報
などが掲載されています。
「目に留まる」
↓
「触ってみる」
↓
「めくってみる」
↓
「作品やキャラクターをもっと知る」
という、お客様の行動まで考えられた仕掛けです。
表面だけではなく、パネルの**「裏側」まで販促スペースとして活用する**という発想。
これには社員からも、
「その発想はなかった!」
という声が上がりました。
正直、3日間でここまで仕上がるとは私たちも驚きです。
プロ顔負けの完成度です!
社員からも驚きの声
研修最後には、完成した商品を前に、社員へ向けて企画プレゼンをしていただきました。
社員からは、こんな感想が寄せられました。


営業スタッフ
「3日間という短期間で、ここまでのクオリティに仕上げたことに驚きました。改めて、販促物におけるギミックの重要性を感じました。」
社員
「キャラクターの裏側に声優さんの情報を載せるという考えは、自分たちにはなかった発想でした。店舗調査の前に伝えたポイントもしっかり理解し、形にしてくれました。」
社員
「テーマにした作品への知識がしっかりあり、“ファンが何を見たいのか”という視点が企画に反映されていました。作品を知らない人にも触ってもらえる仕掛けになっていたと思います。」
社員
「パネルの表だけではなく裏側を活かして、お客様に興味を持ってもらう考え方がとても新鮮でした。私たちも若い世代の情報収集の仕方や視点から学ぶことがたくさんありました。」
そして何より、
「初日は緊張していた二人が、3日目には安心した表情で出社してくれていたことがうれしかった」
という声もありました。
参加したお二人から
学生さんからも、3日間を振り返って感想をいただきました。
「店舗調査をしている時点では、まだ完成形のイメージがありませんでした。でも、最終的に実物として完成した時は本当にうれしかったです。」
「初日はとても緊張していましたが、皆さんが優しく接してくれて安心しました。リサーチの段階では完成形が見えていなかったのですが、ホワイトボードで案を出しながら整理していくうちに、一気に形になっていったのが印象的でした。」
そして、この企画……
私たち自身、本当に素敵な商品ができたと思っています。
社内でも、
「これ、本当に3日間で考えたの?」
と思ってしまうほどの完成度でした。
せっかくここまで素敵な商品を開発していただいたので……
アサヒ・ドリーム・クリエイトで商品として取り扱う予定です!
学生さんのアイデアから生まれた今回のPOP。
近日、改めてご紹介できればと思います。
3日間という短い期間でしたが、お二人の柔軟な発想や若い感性から、私たち社員もたくさんの刺激をもらいました。
参加してくださったお二人、本当にありがとうございました。
そして3日間、お疲れさまでした!

これからもアサヒ・ドリーム・クリエイトは、「人の目を引く」「思わず触りたくなる」「人を喜ばせる」販促物づくりを大切にしていきます。
