■課題
試合当日の来場者向けブースで「ファンが思わず立ち止まる仕掛け」を作りたい。
従来のイベント訴求ツールに、撮影需要を生み出し、“動き”や“体験”をプラスすることを目的として導入しました。
■アプローチ
新たに選手の等身大パネルを制作し、スタジアム通路に10体を設置。
スマートフォンをかざすと、パネルの選手がユニフォーム姿からスーツ姿へフォームチェンジするAR演出を実装。
リアルなビジュアルとデジタル体験を融合させ、ファンが思わず撮影・共有したくなる“体験型コンテンツ”として展開しました。
現場スタッフのサポートを最小限に抑え、ブース運営の効率化にも寄与しました。
■設置状態
■AR画面
■実績概要
2025年3月29日(土)、花園近鉄ライナーズのホーム戦にて、
ライナーズのスポンサーである**「オーダースーツのSADA様」とのタイアップ企画として実施。
スマートフォンをかざすと選手がスーツ姿に変身する演出により、
会場全体で新しいファン体験を提供しました。
スタジアムの熱気に包まれた会場で、選手の“変身”を体験したファンが歓声を上げ、
写真撮影やSNS投稿を楽しむ姿が多く見られました。
リアルな販促物にデジタル体験を掛け合わせた本取り組みは、スポーツイベントにおけるAR活用の新たなモデルケースとなりました。
■使用ツール
AR等身大パネル
H2000 × W900mm/合成紙・4/0カラー/PP加工/7mmスチレンパネル/直線カット/段ボール脚付き
告知ポスター
H1500 × W800mm/合成紙・4/0カラー/直線カット
■成果
AR体験回数:260回/約3,680人のブース来場(体験率 約7%)
選手の“スーツ姿へのフォームチェンジ”というユニークな演出が来場者の注目を集め、
ファンの体験価値を高める新しいプロモーションの形として高評価を獲得。
今後のイベント展開に向け、ARを活用した体験型ブースづくりの可能性をさらに広げる一歩となりました。