進行:まずは曇なき眼で店舗視察からはじめました
ステークホルダが密接に関わる中、当社は下記の工程で進行させて頂きました。
- プロスポーツチーム様への取材
- 商業施設様への取材(イベントスペース視察)
- 上記をもとに、社内でアイディア出し&絞り込み
- プロスポーツチーム様ホームスタジアムでの現地調査
- エンゲージメント施策の企画、そのためのツールや造作物の設計、商業施設内スペースへの施工計画
- 提案
- 施工
当社は担当営業、プランナー、デザイナー、およびAR技術チームで担当させていただきました。
まったくの余談ですがわたくし(SHIMIZU)も地元横浜のプロ野球チーム 横浜DeNAベイスターズのファン。チームや推しの選手とのコミュニケーションは楽しみしている行事ということは理解しているつもり。そして販促ツールを企画製造している仕事柄、商業施設様とのご縁は切っても切れない仲。なんとか成功させたいという気持ちで取り組ませて頂きました。
結果、コロナ禍の中、観戦イベントの中止に替わるなにか、ファンの皆さまに喜んでいただける施策として…チームや選手との距離を縮められる施策を施したフォトスポットを商業施設様の一角に再現、非接触で楽しんでいただけること狙い新設する企画でご採用いただきました。
フォトスポットには、通常、観戦ツアーで訪れることのできる選手ロッカールームの一部を商業施設内に再現、営業時間であればいつでも訪れることのできるロッカールームをご用意させていただきました。
さらに選手を身近に感じていただくために、ロッカールームにQRコードを設置。スマホで読み込むと選手がARで出現し、セルフィーなどで一緒に記念撮影ができる施策を展開させて頂きました。
成果:フォトスポット展示期間延長
商業施設様、プロスポーツチーム様、そして地域の(ファンの)皆さまに、そして本件でお声がけいただいた代理店様よりありがたいお声を頂戴いたしました。
ファンの皆さまがフォトブースで撮影した画像をSNSへ投稿や個人ブログで紹介いただいた反響で、フォトスポットの公開期間は6ヶ月だったところ延長(実は現在も公開中です)、AR施策も3ヶ月と長期間ご利用いただきました。
余談ですが広告代理店のご担当者様は、本実績を機に商業施設開発案件のお引き合いが増えた、とのことです。
発見:選手のARをご利用頂いた数の計測が可能
データを活用する時代になってまいりましたが、アナログの店舗ではましてやイベント造作物をどの程度利用されたかなど、なんだかんだ難しいのが現実です。今回ご採用頂いた「選手をARで出現させる」施策は、いつ何度表示されたか、などデータを取得することが可能、つまり数値でどの程度反応があったのかが計測できてしまいます。
店頭のリアルツールにARギミックのアドオン、おすすめです。
アナログでもデジタルでも制限に応じたCX向上施策をご提案いたします
ポストコロナに入り、自粛されていた店頭イベントの再開が多く見られています。店頭イベントではもちろんイベント期間の売上(POSデータ)、盛り上がっている感は各個人感覚だったところが、ARで楽しんでいただけた数値(表示回数SNSなどへ#付き投稿数の突き合わせ)も可視化できるようになって参りました。
イベントスペースを開発するご予定のある(なくても構いません)プロスポーツチーム様、商業施設様、イベント施策のご相談ならぜひお気軽にご連絡ください。